玉川上水のオオブタクサ再調査

午前中の神田川のオオブタクサ駆除に続き、午後には、玉川上水の桜橋〜境橋間のオオブタクサがどうなったのか見に行きました。オオブタクサは、私が前に見たのとたぶん同じだけ残っていて、しかしさらに大きくなっていました。ざっと数えたところ、次のような本数でした。橋の名前と場所については、例えばこのマップ「玉川上水緑道マップ」を参照してください。

  • 桜橋〜独歩橋 左岸: 31本(うち6本は柵内)
  • 独歩橋〜うど橋 左岸: 7本(全て柵内)
  • うど橋〜境水衛所 左岸: 60本+α(ほとんどが柵内)

”60本+α”とは、終盤他のことに気を取られて正確な数が分からなくなったからですが、αはたぶん5本以下です。

3.5mほどに成長したオオブタクサ

境橋のすぐ下流の境水衛所の近くには太くて(茎の直径3〜4cm)、巨大(最大草丈3.5mほど)なものが多数ありました。しかし独歩橋より上流では、柵外つまり緑道側にはほとんど無かったので、6月8日に緑道の草刈りをしていた業者にオオブタクサも刈るようお願いした後は刈ってくれたのでしょう。でも、その前に戻って刈ることはしなかったということです。

全てのオオブタクサが柵際に生えている

今日調べて分かったのは、全てが柵際の、土が掘り返された所に生えていたことです。土の中で眠っていた種子が、掘り返されて光が当たるようになったため、芽生えたようです。元々の土に種子があったのか、他所から種子が混じった土を持ってきたのか、どちらかだと思います。柵の工事をした所に聞けば、土を持ってきたかどうか分かるでしょうが、今となっては、生えてきたら抜くだけです。

3.5mのオオブタクサも刈られていた

その後しばらくしてから再度通ったら、ほとんどのオオブタクサが抜かれたり切り倒されて、横たわっていました。柵の外側のも内側のもです。今や関心を持っている人は少なくないので、柵の内側か外側かにこだわらない誰かがやったのだと思います。役所がなかなか動かないので、私としては少し安心しました。

【後日談】柵を設置した東京都西部公園緑地事務所の人に確認したところ、設置工事のために他所から土を持ってきたことは一切無いとのことでした。となると、その場所に以前からオオブタクサの種子が埋まっていたということで、かつてオオブタクサが生えていたということです。つまり、他の場所を掘り返すとオオブタクサが芽生える可能性があることになります。