植樹イベントに協力

管理課主催の植樹イベントが行われ、我々保全活動班も10名が協力しました。

植樹イベントの目的は樹木が失われた御殿山に雑木林を再生する機運を盛り上げることで、対象者は子供たちとその保護者でした。管理課の職員が準備、受付、そして説明を担当しました。

我々は、雑木林のいろいろな樹木に親しんでもらうために、テーブル展示やミニ観察会で説明を行い、子供たちが苗木を植えるサポートもしました。

植樹のサポート
樹木のミニ観察会

観察会班も観察会活動についての展示を行いました。別の場所で月例の自然観察会を実施した後、有志が展示会場に加わりました。

井の頭かんさつ会のパネル展示(左が保全活動班、右が観察会班)

井の頭自然の会も雑木林の生態系についてのパネル展示を行い、参加者や来園者に自然のしくみについての興味深い情報を提供しました。

初めは参加者の出足が鈍かったものの、次第に増え、準備された苗木130本が全て使われました。
それらの苗木は我々が保全活動で実生から世話してきたものです。植えた密度から言っても全部が大きく成長するのは無理ですが、何本かが大きく成長し、豊かな雑木林の先駆けになってもらえたらと期待しています。

なお、今回のパネル展示や、樹木につけた樹名板と説明のQRコードは、もうしばらくそのまま残されることになりました。樹木に付けたQRコードをスマホで読めば詳しい説明が表示される方式は、なかなか評判が良かったです。

植樹イベントに向けて 掲示作業

今日の保全活動は、10月28日(土)の植樹イベントに関連した掲示作業を行いました。
西部公園緑地事務所のイベント案内はこちらです。
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/seibukouen0126.html

まずは、御殿山の会場の掲示板へのポスター貼りです。保全活動班は掲示板の半分を使って、活動紹介など、4種類の掲示をします。今日の掲示物はまだ完成版ではありません。

雑木林に生えている木が分かるようになり、もっと親近感を持ってもらいたくて、前回の活動時に会場周辺の木のいくつかに樹名板を取り付けました。今日はQRコードを樹名板か手前の柵に追加しました。スマホでQRコードを読むと、その樹木の説明が見られるようになっています。
現場に行かなくても、このブログのトップに固定してある記事「樹木の説明の一覧」から見ることができます。

イロハモミジの手前の柵にQRコードを取り付け
アカシデのQRコード(スマホで読めると思います)

掲示板に貼ったポスターのひとつで、樹名板とQRコードの説明です。

いま気づいたのですが、このポスターのイヌシデのQRコードはPDF版へのリンクになっているため、お使いのスマホによってはダウンロード作業が必要になるかもしれません。実際の木に貼ってあるQRコードはJPEG版へのリンクにしてあるので、より簡単に読めると思います。


この機会に、多くの人に木と友だちになってほしいと思っています。

28日のイベント当日は、保全活動班メンバーが実際の木を案内して回るミニ観察会を複数回実施します。ぜひご参加ください。

実生木の世話

実生木の世話

今日は、御殿山の玉川上水沿いの植栽エリアで、実生木の世話をしました。大きな樹が多くの種子(ドングリなど)を落とすので、毎年たくさんの実生が出るのですが、放っておくと笹や草に埋もれて光を受けられず、消えてしまいます。そこで、周りの笹を刈ったり草を抜いたりして、実生木がある程度光を受けられるようにします。今日も晴天かつ猛暑だったので、我々に直射日光が当たらないこの付近での作業になりました。水分補給に気をつければ樹林内での作業は可能です。

今は多数ある実生木ですが、大きな木に覆われて成長に必要な光を十分受けられないため、そのほとんどは消えていく運命にあります。我々が世話をしているのは、他の場所へ移植する目的があるからです。

モリチャバネゴキブリの幼虫

実生木の世話もやってみるとけっこう面白いのですが、昆虫など、雑木林のいろいろな生き物に出会えるのも活動の楽しみのひとつです。たとえば、荷物を置いていたシート上を多数の小さな虫がわらわらと歩き回っていました。モリチャバネゴキブリの幼虫です。この暑い時期だからこと、たくさんの幼虫が見られるのです。「ゴキブリ」と聞くと「うえっ」と引く人が多いのですが、これはビル内にいるチャバネゴキブリとは違い、建物に入ってくることはありません、昔から雑木林で落ち葉などを食べて暮らしています。落ち葉を土に返す働きをしている、生態系の大事な仲間です。見かけが似ているからといって嫌わないでください。ちなみに、チャバネゴキブリは外国から人間の活動に伴ってやってきた、つまり人間が連れてきた外来種です。  もちろんこの日見られたのはゴキブリだけではありません、念の為。

2023年度初日の活動

新年度は百年森と御殿山の保全活動から始めました。今年は季節の進行が早く、4月の1日なのに下旬のような植物の伸び具合です。

最初の写真は、公園の他の場所から百年森の窪地に移植したムラサキサギゴケの雑草取りをしているところです。ドーナッツ状に生えている中心が最初に移植した場所です。元の場所のような草刈りが入らないので、生育を妨げる草を取っていたら年々広がりました。でも中央部が消えているのは、土中の養分を使い切ったせいでしょうか。

その後は御殿山の植栽エリアに移動。実生木を見つけて旗を立て、今後埋まってしまわないように周りの草を刈る作業を行いました。

昆虫たちも動き出していました。

クビキリギス(成虫で越冬する)

もちろん花も咲いていました。

カントウタンポポ

こちらはカントウタンポポ。御殿山ではおそらくこの株だけです。周りの草が伸びないうちに花を咲かせ、草に埋もれる間は地上部を枯らして夏眠します。

御殿山の外来植物駆除

アメリカセンダングサなどの除草

御殿山の植栽エリアに繁茂した侵略的外来植物の除草を実施しました。植栽エリアとは、雑木林が林床ごと守られている、柵に囲まれた立ち入り禁止のエリアのことです。近年の大きな台風で樹木が何本も折れて伐採されたのに加えて、その後に蔓延したナラ枯れでも多くの木が失われた結果、林床に日が当たるようになり、地中で眠っていたいろいろな植物の種子が芽生えました。その中には希少な在来野草もあったのですが、セイタカアワダチソウやアメリカセンダングサなど、繁殖力の強い外来植物も混じっていました。林床の草刈りがされなくなっていた間に、それらの外来植物が開花結実して大量の種子を散布することが繰り返され、今では林床とは言い難い、外来植物の草むらになっています。我々は芽生えた希少な在来野草を草刈りから守る活動だけをしていたのですが、侵略的な外来植物をこのまま放置するとますます大変なことになりそうなので、できる範囲で駆除に取り組むことにしたのです。

外来植物駆除作業

重点対策外来種に指定されているニワウルシ(別名シンジュ)の実生木などが増えていたので、それらも抜き取ったり刈り取ったりました。近くには大きなニワウルシの木があり、そこから毎年種子が風で散布されます。最近発芽率が高まっている気がするのは、気候温暖化のせいかもしれません。

計7人で作業したので、思った以上に捗りました。とはいえ、今日駆除できたのは広い御殿山のほんの一角だけです。御殿山の維持管理は基本的には管理課の仕事なのですが、貴重な在来植物を温存しながら大量の外来植物を除去するのは、とても手前のかかる仕事なので、理想的にはできていません。職員による機械力を用いた作業と、ボランティアによる丁寧な手作業をうまく組み合わせられれば、良い結果が出ると思います。そして大事なのは、外来植物の駆除は着手が早ければ早いほど良いということです。ここにはすでに大量の埋土種子が眠っているでしょうから、駆除には何年もかかります。あと2、3年着手が早かったら、と思わずにはいられません。

(Toshi)

ヨウシュヤマゴボウ駆除

本日の活動の続きです。前記事のミカンの木がある場所、百年森の隣のエリアに残っていたヨウシュヤマゴボウを除去しました。百年森は2018年まで廃材置き場だった場所で、公園内で出た排土が山積みされていました。それを敷き均して百年森を造成したので、光を受けるようになった埋土種子が一斉に芽生えました。ヨウシュヤマゴボウもその例外ではなく、次々に芽生えるのを我々は見つける度に除去してきました。今では百年森内にはほとんど生えてきませんが、柵の外は別です。そのエリアの外来植物も駆除するようになったのは昨年ごろからです。

ヨウシュヤマゴボウを引き抜く。途中で折れた根は掘り取った
引き抜いた大きな株。根はまだまだ小さい

柵の外は公園管理者による草刈りが行われていますが、この植物は根が何年も生き残る多年草です。根から新たな芽を出して再び成長し、年々根を太らせます。大きな根からは太い茎が育ち、たくさんの実を着けるので、それを鳥が食べて種子をあちこちに散布します。ですから、根が小さいうちに、しかも結実前に引き抜くのが最善で、引き抜けないほど大きくなってしまったら掘取るしかありません。幸い今日は、掘り取らないといけないものは多くありませんでした。放置すると再生する可能性のある根と、結実間近の果実は焼却処分に回しました。

今年この場所で駆除したヨウシュヤマゴボウは計40株ほどになると思います。葉が複雑な色に紅葉し、赤い軸に黒い実の房がいくつも垂れ下がる姿は、私も美しいと思います。好きな人が多いかもしれませんが、有毒植物なので、子供が口にしないよう注意が必要です。強い繁殖力を見ると、やはり駆除すべき外来種だと思います。我々は以前から公園内のヨウシュヤマゴボウの除去を行っていますが、最近数が増えている気がしています。もしかすると、気候がこの植物に合ってきているのかもしれません。

その後は百年森内を一巡して現状を確認し、早めに活動を終了しました。そのレポートは省略します。丁寧な活動をするには暑すぎるし、新型コロナへの警戒も必要ですが、自然から目を離さないでいようと思います。

一本の樹

ミカンの木

土曜日は全体活動の日なのですが、猛暑と新型コロナの感染爆発が続いているため、全体活動は取り止め、それらの危険に適正に対処する自信がある人だけで小規模に活動することにしました。集まったのは3人でした。活動内容は、百年森の世話を少々と生き物観察です。まずは、百年森の外側のミカンの木にいる生き物を観察しました。二人が見ている、樹名板が付いている木です。西園の工事の際、現場事務所を建てるために伐採が決まったのですが、仲間からのクロアゲハがよく産卵する木なので残してほしいという希望を管理者に伝えたところ、建物の位置が少し変更され、残された木です。

卵を守るメス(7月23日)
2齢になった幼虫(7月30日)

目下の観察テーマは、葉の裏で卵を守っているエサキモンキツノカメムシです。先週土曜日は卵だったのに、今日はすでに孵化して、2齢の幼虫になっていました。2齢幼虫はすぐに親元を離れて独り立ちします。子供たちがこの木で吸汁するのか、エサキモンキツノカメムシがミカンの木で卵を守っているのを見たのは初めてなので、注目しています。

この木には他にも卵を守っているメスが少なくとも2組いて、すでに子供たちが親離れ済みのものもいるのですが、この木で吸汁している幼虫をまだ見つけていません。

ナガサキアゲハ前蛹
葉に産み付けられた卵
幹に産み付けられた卵

ミカンの木が好きな昆虫の代表はアゲハの仲間でしょう。上記したように、この木を守ったのはクロアゲハでした。先週も、アゲハ類の若齢幼虫を2匹見つけました。昨日はナガサキアゲハの終齢幼虫が見つかりました。それは今日、蛹になろうとしていました。また、新たに産卵された卵が、葉や幹で複数見つかりました。エサキモンキツノカメムシが利用する樹木や草本は他にもいくつかありますが、クロアゲハやナガサキアゲハなどはミカンの仲間が無いと次の世代を残せません。井の頭公園に少ない大きなミカンの木は、たった一本でも貴重です。

玉川上水のオオブタクサ その後

■ 境橋付近のオオブタクサのことを6月19日に「玉川上水みどりといきもの会議」代表の高槻先生に連絡し、ほかにも生えている所がないか調べてはと進言したところ、先生は「玉川上水花マップネットワーク」にも、オオブタクサがないかチェックするよう指示されました。どちらの会も玉川上水全域をカバーしている組織です。すると6月27日に茜屋橋の近くに群落があることが報告され、別の人が小金井市環境政策課に相談したところ、環境政策課は30日に現地調査をして、柵外(小金井市の市道)の1本を除去するとともに、柵内のものについては東京都(水道局)に連絡してくれたそうです。水道局の対応も迅速で、柵内に生えていた30本ほどが翌日の7月1日に除去されたそうです。名勝小金井(サクラ)を復活させようとしている小金井市にとって、オオブタクサは許容できない外来植物でしょう。

■ 桜橋〜境橋左岸のオオブタクサについては、もう少し複雑です。武蔵野市内ですが、玉川上水用地である柵内(柵を含まず)は東京都水道局境浄水場の所管で、柵を含む柵外は都立玉川上水緑道のため東京都西部公園緑地事務所の所管で、実際に維持管理をしているのは、柵内が東京水道(株)、柵外は緑道の指定管理者である西武・武蔵野パートナーズです。そして実際に草刈りなどを行うのは、それぞれが発注する園芸業者です。

オオブタクサの駆除を要望するため、市や市議によく連絡している知人に6月11日に相談したところ、その5日後に「市議が武蔵野市の緑のまち推進課に連絡してくれ、緑のまち推進課は現場を確認したそうで、東京都の担当(たぶん境浄水場)に連絡すると連絡があった」というメールをもらいました。水道局だけでは片手落ちなので、私は17日に、緑道を主管する西部公園緑地事務所にも対応をお願いし、指定管理者に連絡しておくとの返事をもらいました。

それでどうなったかというと、7月8日の記事「玉川上水のオオブタクサ再調査」に書いた通りで、7月8日の時点ではオオブタクサは6月8日の状態のままだったのです。ただその日に、おそらく一般市民により、ほとんどのオオブタクサが抜き取られたり切り倒されたりしたので、結実する心配はほぼ無くなりました。

7月11日の西部公園緑地事務所からの連絡によると、緑道の指定管理者のスタッフが9日に現場を巡回して、緑道に残っていたオオブタクサを除去し柵内に見つけたものについては東京水道(株)に連絡してくれたそうです。指定管理者にオオブタクサのことを知らせたのは、西部公園緑地事務所ではなく、市民(上記の知人)の投書だったようです。東京水道はすでに右岸の草刈りを始めていたので、その際に左岸も刈ったと返事をくれたそうです。しかし仲間からの情報では、7月13日の時点で左岸はまだ草刈りされていませんでした。その後に草刈りされたかどうかは、情報が無いので分かりません。

自然は繋がっているのに、それを維持管理する側は、縦割りと横割りが複雑で、お互いの連絡がうまく取れていないことが分かりました。そのせいか、単にオオブタクサを抜いてくれるだけでよかったのに、全面草刈りになってしまいました。地元で自然を守る活動をしている人からは、例年の草刈りは晩秋なのに、連絡もなく7月に草刈りされて大事な野草がダメになったと抗議があったそうです。もっともな抗議だと思います。なお、東京水道が草刈りを始めたのは、近隣の幼稚園が虫を嫌うからだと聞きましたが、それもちょっと残念です。

久々の参加人数

除草、草刈り中

11人で百年森の世話をしました。新型コロナの感染状況が落ち着いても、猛暑の日が続き、ときには雨の日もあったりで、保全活動の参加者は少なめでした。今日は気温もやや低かったので、久しぶりに多めの人数になりました。おそらく、コロナ発生以来最多の人数になったのではないかと思います。(もちろん、コロナ前は学生グループの参加もあり、参加人数はもっと多かったのですが。) 人数が多いとさすがに作業が捗り、今の時期にやっておきたいことはほぼできました。

終了時。久しぶりに会うと話したい

除草などの作業は他の人との距離を十分取れるので、マスクを外して作業することも可能です。しかし人間ですから、相談や情報交換をするときや、同じ生き物を観察するときなどは、どうしても近寄りがちです。安全な距離感を身につけるには訓練が必要なのかもしれません。というわけで、集まるときにはやはりマスクが必要です。

コロナ以前は、活動の後に遅めの昼食をとりながら、情報や意見の交換や雑談をする楽しみがあり、それも活動参加の動機になっていました。それがずっとできていないのが残念です。早くそんな時が来て、さらに参加者が増えるとよいと思っています。それなのに、最近感染者が増加傾向なのが気になります。

玉川上水のオオブタクサ再調査

午前中の神田川のオオブタクサ駆除に続き、午後には、玉川上水の桜橋〜境橋間のオオブタクサがどうなったのか見に行きました。オオブタクサは、私が前に見たのとたぶん同じだけ残っていて、しかしさらに大きくなっていました。ざっと数えたところ、次のような本数でした。橋の名前と場所については、例えばこのマップ「玉川上水緑道マップ」を参照してください。

  • 桜橋〜独歩橋 左岸: 31本(うち6本は柵内)
  • 独歩橋〜うど橋 左岸: 7本(全て柵内)
  • うど橋〜境水衛所 左岸: 60本+α(ほとんどが柵内)

”60本+α”とは、終盤他のことに気を取られて正確な数が分からなくなったからですが、αはたぶん5本以下です。

3.5mほどに成長したオオブタクサ

境橋のすぐ下流の境水衛所の近くには太くて(茎の直径3〜4cm)、巨大(最大草丈3.5mほど)なものが多数ありました。しかし独歩橋より上流では、柵外つまり緑道側にはほとんど無かったので、6月8日に緑道の草刈りをしていた業者にオオブタクサも刈るようお願いした後は刈ってくれたのでしょう。でも、その前に戻って刈ることはしなかったということです。

全てのオオブタクサが柵際に生えている

今日調べて分かったのは、全てが柵際の、土が掘り返された所に生えていたことです。土の中で眠っていた種子が、掘り返されて光が当たるようになったため、芽生えたようです。元々の土に種子があったのか、他所から種子が混じった土を持ってきたのか、どちらかだと思います。柵の工事をした所に聞けば、土を持ってきたかどうか分かるでしょうが、今となっては、生えてきたら抜くだけです。

3.5mのオオブタクサも刈られていた

その後しばらくしてから再度通ったら、ほとんどのオオブタクサが抜かれたり切り倒されて、横たわっていました。柵の外側のも内側のもです。今や関心を持っている人は少なくないので、柵の内側か外側かにこだわらない誰かがやったのだと思います。役所がなかなか動かないので、私としては少し安心しました。

【後日談】柵を設置した東京都西部公園緑地事務所の人に確認したところ、設置工事のために他所から土を持ってきたことは一切無いとのことでした。となると、その場所に以前からオオブタクサの種子が埋まっていたということで、かつてオオブタクサが生えていたということです。つまり、他の場所を掘り返すとオオブタクサが芽生える可能性があることになります。