新年度は百年森と御殿山の保全活動から始めました。今年は季節の進行が早く、4月の1日なのに下旬のような植物の伸び具合です。
最初の写真は、公園の他の場所から百年森の窪地に移植したムラサキサギゴケの雑草取りをしているところです。ドーナッツ状に生えている中心が最初に移植した場所です。元の場所のような草刈りが入らないので、生育を妨げる草を取っていたら年々広がりました。でも中央部が消えているのは、土中の養分を使い切ったせいでしょうか。
その後は御殿山の植栽エリアに移動。実生木を見つけて旗を立て、今後埋まってしまわないように周りの草を刈る作業を行いました。
昆虫たちも動き出していました。
もちろん花も咲いていました。
こちらはカントウタンポポ。御殿山ではおそらくこの株だけです。周りの草が伸びないうちに花を咲かせ、草に埋もれる間は地上部を枯らして夏眠します。