百年森 11月の合同活動

井の頭 自然の会と、百年森の合同活動を実施しました。このところ台風などで天気が悪い日が多く、活動可能かつ多くの人が参加できる日を見つけるのに苦労しています。今日の参加者もちょっと少なめの6名でした。

草刈りのようす
百年森の草刈り

作業のメインは百年森の選択的除草です。ここには生えていてほしくない外来植物を掘り取り、枯れ始めた在来植物を刈り取ります。外来植物はこれまで繰り返し除草してきたので、初夏から初秋に比べると、大幅に減りました。在来植物もほとんどが種子を作り終えて枯れ始めているので、来春の芽生えがしやすいよう、その多くを刈り取ったり抜き取ったりしました。先月の活動では、公園の他の場所ではほとんど見かけない野草が複数種類生えてきたのを確認しましたが、今日の活動でも複数の種類の若木を新たに見つけました。百年森の世話を初めてまだ半年ですが、徐々に多様性が高まってきているのを感じます。

人数が多くなかったので、今日は全部の範囲はできませんでした。年内には全域の草刈りを終える予定です。

作業後の百年森

右の写真が作業後のようすです。かなりの量の草を除去したにもかかわらず、すっきりしない、変わり映えがしない、という意見もあるかもしれません。でも、それが大事だと考えています。生き物最優先の場所ですから、それまで暮らしていた生き物が突然居場所を失うような草刈りは避けたいのです。刈り取った在来植物や拾った落ち枝は、生き物たちの隠れ場所になるよう、数カ所に積み置きました。気温もだいぶ下がってきたので、作業中に見かける虫の種類や数はだいぶ少なくなりましたが、日が暮れるころそばを通った人によると、草むらでたくさんの虫が鳴いていたそうです。

百年森 三回目の除草活動

6月22日(土)、井の頭かんさつ会と井の頭 自然の会の合同活動として、計10名で「百年森」の除草作業を実施しました。4月には更地だった場所ですが、いろいろな植物が芽生え生長してきたので、望ましくない植物を見分けて取り除く作業です。

除草作業中

三回目の除草なので、これまでとても多かった、ナガミヒナゲシ、アメリカセンダングサ、ヨウシュヤマゴボウなどの外来植物はだいぶ少なくなっていました。それでも前回見逃したり、その後に芽生えたものを丁寧に除草しました。こんなに外来植物が多いのは、管理ヤードだった時に公園のあちこちから持って来られ積み上げられていた土を、この場所を整地するとき敷き均したからです。その土の中におびただしい数の埋土種子が含まれていたわけで、井の頭公園にはそれだけ外来植物がたくさん生えているということです。

今回はカナムグラを減らす作業も行いました。カナムグラは在来植物ですが、つるを伸ばしてどんどん広がるので、他の植物が生えられるよう、カナムグラが生える範囲を制限しなければなりません。実際のところ、その作業のほうが外来植物の除草より大変でした。

増えてきた虫を観察

植物が次々にしかも大量に芽生えてきたときはどうなることかと思いましたが、何度か除草を繰返せば落ち着くことが分かりました。草が生えると、それを食べる虫が増え、虫が増えると、それを食べる生き物もやってきます。今後も、生き物たちにとって望ましい環境とはどんなものかを考えながら、除草作業を続けるつもりです。